午後8時、長女に新居浜の夜景をプレゼントしました。
暗い夜道、共に自転車で海岸を走り新居浜を支えている燈火を観に行きました。
澄み切った大地に輝く札幌や函館の夜景の美しさをメールや、写真で届けてくれたお礼です。
燈台下の弁財天あたりから、その海岸伝いを西へ西へ進みます。
浮島から澤津あたりを走るころ、ネオンで明かるくなった菊本の海岸がはっきり見渡せます。
その東西に走る海岸線はひっそり静かです。
波の音が聞こえます。自動車やバイクでは、その音を聞き逃してしまいます。
浮島あたりでは、砂浜に寄せる波
ザザザ~~~ザ~~~~~.ザザザ~~~ザ~~~~~
もっと西へ進むとテトラポットに当たる波
チャッポン~ポッタン~.チャッポン~ポッタン~
同じ瀬戸内海なのに、海岸線を進むにつれ、その音は変わります。
はるか西を臨めば、菊本の工場のネオンが輝いています。
海岸線を進むにつれ、その夜景も、見る見るうちに 様変わりするのです。
海面に落ちそうな星屑が見えてきます。
いつの間にか張り詰めた燈火に変わります。
やがて、黄金に光る大地になっているのです。
その海岸線が左へカーブする手前、向こうの岸にネオンで輝く工場の姿がはっきりと現れます。
(その頃右手は、ラブホがキンキラ輝いていますが・・・気にしないで)
私の大好きな新居浜の景色のひとつです。
それを今夜は、私が身体を張って(笑)、皆様にお届けいたしましょう。
——-現地の美しさはこの画像の数百倍です。腕が悪くて申し訳ありません——-
チャッポン~ポッタン~ チャッポン~ポッタン~
海面に浮かぶ星屑が見える
海の底に こぼれ落ちそうな星屑を追いかける
星屑は、光を強め燈火に変わってくる
灯火は、黄金に光る大地の中で群れを連ねて光っている
海面に透けるネオンは新居浜の大地を支える柱
その柱には、十数万人の拍手が描かれている
拍手で揺れ動くその柱は毎夜黄金に光る
「 ドン・デン・ドン・.。o○ 」と海面に響くように、太鼓が鳴っていました。
どうやら、松の木団地あたりでは、太鼓台の組立が行われていたようです。
若衆の威勢のいい声が聞こえ続けていました。
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