『風立ちぬ』

映画『風立ちぬ』を観て来ました。
庶民が犠牲になる不安定な時代背景と 飛行機の天才技師として“美しさ”に生きる二郎に驚きました。菜穂子の健康も、菜穂子の望みも省みない二郎の薄情な生活も見ました。仕事で忙しい二郎と、病身の菜穂子の生活は全く噛み合わず「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」だけです。二人の未来は切なく残酷でした。残酷さ故に美しいものが際立ちます。二人の想いは美しいととらえるべきなのでしょうか?テスト飛行の真っ最中、機体は山の方へ風とともに美しく飛び続けます。

我が家のコトですが、

「帰りはちょっと遅くなるよ」
と 伝えていましたら、予定が無いはずだった夫は、午後6時30分もはや家には居ません。
朝、酒のあてにこしらえていた唐揚げは、平らげていました。
まだ、この夫婦のほうが噛み合っているのかな?

夕刻
びっくり

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