ぎょうざ


彼岸の入りです。



祝日も仕事に励む夫が帰ってきました。
やっと暑い夏を越したかなーと、思っていたら
今日は特に暑かったらしく、
作業中は何だか本能で動いている感じで、思考が停止していたとか…。



お疲れ様です。



その少し前に帰宅していた娘が
「父さん! ぎょうざよーーー!! 一杯、飲もや!!!」



そうなんです。今夜は、ぎょうざですよ。



「母さん、ありがとう。」
と、娘が何度も言ってくれます。
日々、食事を作っても このように言葉で感謝されることは珍しいのです。



恥ずかしながら、娘の言葉を借りると
“絶品ぎょうざ”
“古き良き時代のオカンが作る レトロなぎょうざ”
だそうです。


なので、足元も軽やか 自ら楽しく台所に行き着くわけです。



私は浮かれて、出来上がりの画を撮ることもなく、和やかな父と子の姿を見守りつつ、
次々とぎょうざを作り続けました。



ほめられたい欲望は果てしなくデカイ、オカンです。(笑)



どうぞ召し上がれ☘

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※ 追画  ご希望に応えて♡(笑)

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Hole

この穴(Hole)に真実を語って想いを綴り15年経ちました。
長女17歳の誕生を祝った後、その深夜このBlogは始まりました。
井戸に向かって「王さまの耳はロバの耳!」と叫ぶ的な!(笑)
その私の叫びを手作りの冊子にして、
「読んで!」って!
いつか子どもたちの目の前にド~ンと置いて、そんな意気込みでした。

でもそんな必要は無いですね。
駄文でも良いから 想いは書かなきゃ伝わらない。と、思ってきましたが、
想いは現れるものです。

4人の子どもは皆、世間の批判や非難に左右されることなく、自分達はいつも幸せ♥と ばかりに、真っ直ぐ物事を見て自分で判断している素敵な人に育っています。
何と言っても、枠にはまらずエネルギーに満ち満ちています。

父親の苦労を目の当たりにして、我がままを言う気には ならなかったのでしょうか。

諸々、振り返ってみると
我が家の子どもたちは、人に恵まれ 事に恵まれ 健やかに成長しています♪
本当に運が良く、そして、大きな力で守られているとしか思えません。

ますます、魅力ある人となりますように♪

老いること


母のお伴をして父が入居している施設へ行きました。
父と母には2m程の距離間が有るけれど、ようやく直接会えたことが共に嬉しい様子でした。
「で?ワシは帰れるんかい?」と父。
それを誤魔化すように母は、医療生協で習った手遊びや歌を手本のように先導すると 
父は快く真似をしました。
「あの時ね、おじいちゃん!・・・」と、母は共に過ごした時の嬉しい楽しい出来事を大きい声を出し次々話します。
「あ~、あー、おぅ~」と、不思議そうにうなずく父です。
母は、父の顔色が良く一見若返った様子を羨ましくも.嬉しくも.思っているようで、自分の思いを感じたまま語りながら車に乗り込みました。
母の願い通り、不在票に記載の品を受け取りに本局へ行き、
ATMに立ち寄り、ザ・ビッグで買い物を済ませて帰宅しました。

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かつて、感情に任せて怒ったり
自分の勝手で人に構ってきたり
母に指図され無情な振る舞いをしたり
人の言葉を無視したり
油断して心を許した人の心を置いてけぼりにしたり
そんな父は全てを忘れました。
あらっ?忘れた振りをしているの?
まっ、いいわ。
父が居たから私がいるのです。
それだけは真実。

過去に素直になれない私は、忘れた振りをして気丈にあなた達と同じ場所にいたのよ。
今は、忘れた振りをしなくても楽に会えるようになりました。

私の半生なんて、宇宙規模からすると晴れ間と晴れ間の大〇流しね♬

施設の 綺麗に透き通った空気は、頭を軽くさせてくれるわ。
時に、気持ちが良いものですね。



昔むかし、私が二十歳の頃
“血縁がなければどんなに楽だろう。”と苦しんでいる私に、実はその私が父母の愛を求めていることを呉服屋の店主が気付かせてくれました。

「許す日?許される日?まるちゃん、和解をしようと思っているの? 親子の関係は、和解じゃないんだよ。ただただ感謝しかないんだよ。」

その当時教えて下さっていたのに…私は、遠回りをしました。

今日は、その言葉を投げ掛けた店主に 感謝をしています。

ありがとうございます。

孫のなまこ獲り

なまこ獲りは この季節 我が家の風物詩です。

過去記事です。是非ご覧ください。

このような環境なので おのずと孫も...

昨夜 6歳の孫と父親が、なまこ獲りに行きました。

今朝、大根を届けに行くと 孫はいきなり 玄関で靴を脱いでいる私の顔を覗き込んで

「4歳から行きよんよ。」

と、ニコニコしています。

スゴイね…☆” 怖くなかった?

「トウトと一緒じゃけん、真っ暗でも怖くなかった!寒くなかった!」

と、孫は、私の行く先々に付いてきて リビング中をピョンピョン跳んで はしゃいでいます。 

4歳の双子は銘々椅子に立ち、カウンターキッチンの向こう側で下処理をしている父親の手元を見ています。

お嫁ちゃんは、どうやら脱衣場に隠れているようです。

ばぁばとしては、この奇妙な空間、素敵だな!って思います。

なまこを少し頂いて帰りました。

孫が頑張ったとなると ばぁばも頑張らなくっちゃ。

 なまこ  

はらわた取りました

薄く千切り

孫が獲ったなまこ

大根をすって だいだいを絞って

 なまこ

はい、どうぞ 召し上がれ♬

何故か厄介

🌹


父が、集中治療室から出て10日ほど経った。
「術後は、錯覚を起こしやすい」と看護師がなだめてくれた。

その言葉に勇気づけられ、私はようやく一人で病院へ行く決心がついた。

今日の父は、「誰かいのー。」と言いながら、いたって普通に食事をしている。


母に頼まれ、衣類を持ってきて 洗濯物を持って帰る。
ただ、それだけのコトなのに……。
厄介だわ。
そんな簡単なことが 面倒に感じられ 苦しい。

😔